【石川県】JR松任駅の蒸気機関車 D51 822

sl-matto 蒸気機関車・鉄道の旅

JR北陸本線 松任駅

北陸新幹線の発着駅である、金沢駅からJR北陸本線の福井・米原行きの普通列車で3つめの駅。

それが、石川県の松任駅です。金沢駅から10分ほどで到着します。

さぁ、まず探すのは、駅スタンプでございます。息子、大興奮で階段を駆け上ります!

改札内では見当たらなかったので、駅員さんに聞くと、

「改札を出て、すぐのところにございます」

と優しく教えていただき、さらに、

「ぼく、このシール持ってる?」

と、電車シールをくださいました。息子、大感激!!

松任駅スタンプとシール

子鉄とともに旅をすると、思いがけず、こんな風に駅員さんがとても親切に接してくださいます。

さらに、息子がコロナ対策用ビニールシートにくっついていた特急列車を見つけると、

(駅員さん)「あぁ、これ? 折り紙だよ。サンダーバード好きなの?」

(子鉄)「うん。サンダーバードは、いちばん速いからね!」

なんて、どや顔で返事をしています。この駅員さんは、息子のマニアックな話にも、優しく耳を傾けてくださいました。

…うん、ごめん。母はね、実は「しらさぎ」と「サンダーバード」の区別すらつかないんだ。それに、最速とかって本当?

とはいえ、ブログにするからには一応調べてみました。

確かにサンダーバードは、特急の中で表定速度が堂々の全国1位なんですね。

なぜ、関西-北陸の地をそんな爆走するのかは謎ですが、JRの幼児料金は無料なのに、こんなに良くしていただいた駅員さんに、心から感謝です。

ちなみに、息子は、THE鉄っちゃんなのですが、私は鉄子ではありません。

キラキラした目で、スマホ片手に電車の写真を撮りまくる子鉄(息子)の隣で、

「この駅弁おいしぃ~!」

と、うなっているのがこの私・まちですが、何か?

松任駅の蒸気機関車

JR松任駅の中央口を出て左手、階段を降りるとすぐ、お目当ての蒸気機関車が展示してありました。

駅前緑地広場の一角に、雨ざらしでの静態保存とは思えないほど、綺麗な姿で保存されています。

天気も良く、ちょうど紅葉の時期でしたので、絶好のSLデーとなりました。

D51

「デゴイチ」に乗ってみよう!

展示されているのは「デゴイチ」の愛称で知られる、D51形の蒸気機関車。

きかんしゃトーマス(Thomas & Friends)]』の中で登場するキャラクター『ヒロ』のモデルになったSLです。

脱線しますが、 昭和からの人気アニメ、鉄腕アトム、 ムーミン、トーマスの現在はCGです。

1990年からの鉄道模型のトーマスに親しんでいた私は、息子と一緒にCGトーマスを見るたび、しみじみとジェネレーションギャップを感じています。

話を戻しまして、早速機関車の運転室の中へ入ってみましょう。

運転室には階段がかけられており、自由に中へ入れるようになっています。

運転席に座って機関士気分を味わう

階段を登って運転室に入ると、機器類が当時の様子そのままに残されていました。

左右両方に座席があり、実際に座ることもできます。

もちろん、息子は機関士気取りで運転席に座り、圧力計(かもしれない)メーターを確認したり、バルブを触ったりと、始終ウッキウキな様子でした。

汽笛は鳴らないようですが、息子は蒸気の大音量が苦手なので逆に好都合です。

運転席

私には、どれが何のメーターなんだかよく分かりません…。

私はオートマの車すら真っすぐ駐車できないポンコツなので、気圧や火力、石炭の量、入れるタイミングなど、これほどの機器を操っていた当時の機関士さんには、尊敬の念が絶えません。

運転席

赤く塗られた焚口戸は、てんとう虫のような可愛いカラーリング!

コロナ対策により、今現在も運転室に入れるかは分かりませんが、このように実際蒸気機関車の運転席を体験できるのは貴重で、ありがたいです。

鉄の独特なにおいや、細部までしっかりとした重厚な造りに、昭和のロマンを感じました。

息子の夢は、

「SLの運転手か、石炭を入れる機関助手!」

だそうで、機関士・機関助手、この2択で真剣に悩んでいます。

D51形 蒸気機関車(Steam Locomotive) 822号 のあらまし

この蒸気機関車のあらましが展示されていたので、ざっくりと紹介します。

D51形蒸気機関車は、昭和11年から20年にかけて1115両製造され、この機関車は822番目に作らたため、プレートに『D51822』と表示されています 。

かつての国鉄機関車として、北陸本線の貨物輸送に27年貢献したあと、国鉄の無煙化や電車化によって廃車となり、この松任の地でその雄姿をとどめているそうです。

 <車歴>
 1.製造年月日 昭和18年2月9日
 2.製造工場 浜松工場
 3.配属機関区  敦賀、福井、糸魚川、福井 機関区
 4.最終検修  国鉄松任工場
 5.廃車指定  1970(昭和45)年3月
 6.使用期間  27年
 7.全走行距離 156万6000km(地球約39周!)
 8.車の性能その他  最高時速85km、重量(運転整備)125.77トン、長さ19.73m、高さ3.98m、幅2.94m、動輪の直径1.4m

SL見ながらランチする

機関車の周りを何度も回り、登ったり降りたりを繰り返し、さすがに疲れた私は、息子にどこかでランチを食べに行こうと誘いましたが、

「やだ。SL見ながらごはん食べたい!!!」

と、あっさり断られました。

蒸気機関車の向かいには、ベンチがいくつか設置してありました。お天気にも恵まれたので、松任駅構内のコンビニ、セブンイレブンで柿の葉寿司や、圓八(えんぱち)あんころなどを買い込み、ベンチでゆっくりと、ピクニックすることにしました。

商品詳細 あんころ餅 竹皮 1包(9粒入) あんころの圓八オフィシャルサイト

蒸気機関車を眺めつつ、江戸時代から石川県民に愛され続ける和菓子・あんころを味わいます。セブンイレブンであんころが買えるとは、さすが松任駅!

石川県は祖母の出身地です。親戚が集まると、今は亡き伯祖母から、

「これも、食べまっし~(加賀方言で「食べなさいね」の意味)」

と、あんころをもらっていた記憶が蘇ります。

竹皮に包まれた、あんこと餅だけの素朴な味。賞味期限当日という潔さ。

伯祖母や祖母は、現役だった頃の、この蒸気機関車を見ていたのかもしれません。懐かしい甘さに幸甚…

「あぁ~! ママ、ママ!! 汁がこぼれたぁ~!!」

うん。母は今、石川の秋の空に想いを馳せているんだがね、息子よ。

松任まで来て、とんこつラーメンを所望しないでくれたまえ。

北陸新幹線が見えるパーキング

蒸気機関車を見て、昔のおもひでに想いを馳せた後は、「E7系北陸新幹線」を拝みにまいります。

北陸新幹線
東京駅での北陸新幹線

その絶好のスポットが松任にあるらしいと事前に調べてあったので、息子にドヤ顔で誘います。

新幹線が見えるパーキングに行ってみない?」

松任駅の蒸気機関車から徒歩数分の場所に、マットーレという、複合型立体駐車場があります。

その駐車場の屋上に、上記写真のような展望デッキがあり、金沢駅と白山総合車両所を行き来する、北陸新幹線を上から見ることができるそうです。

現在、金沢~東京までの運行のため、車両所へ入る回送の新幹線しか見られないのですが、その分スピードもゆっくりで、走行する新幹線をこの目にしっかりと焼き付けることができるはず!

一つ難点が。定期運行しているわけではないので、なにぶん通過時間が分かりません

待てども待てども、新幹線は通過してくれません。

…ええ、嫌な予感がしたんですよ。

マットーレの建物に入る直前に、上から、

『ぐぉぉぉ~!』

ものすごい轟音と風圧を感じたんですよ。あれ絶対、新幹線が通過した音だよね…(´;ω;`)

新旧両方の乗り物を見たいと、時間ギリギリまで待っておりましたが、この日は新幹線を見ることはできませんでした。

残念…。こういう時もある。泣くな、息子。

松任市ふるさと館

ちなみに、蒸気機関車の向かいには「松任市ふるさと館」があります。

白山ミュージアムポータルサイト
白山ミュージアムポータルサイトは白山市にある博物館、美術館などの紹介やイベント案内、収蔵品を紹介するサイトです。

明治前期に建築された吉田茂平氏の私邸を改装したもので、囲炉裏のある広々とした和室や、美しい日本庭園を備えている文化施設だそうです。

ただ、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、この日は休館でした。ん~、残念!

石川県内には、このD51の他にも、蒸気機関車が4両保存されているそうです。

機会を見つけて、上からの北陸新幹線拝みを含め、いつか再チャレンジに参りたいと思います!

さぁ次は、どこのSLを見に行こうかな?

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