(息子)「ママ。ここにあった、ぼくのチョコ知らない?」
(まち)「ん? 知らないなぁ~」
さて。
今年ついた嘘は、いくつあるでしょうか。
今日は嘘を帳消しにできる、秘密の食べ物について見ていきましょう♪
1年間のうそが全部帳消し
事件です。
鳥取県の因幡地方では、本日12月8日にある食べ物を食べると
「1年間のうそが全部帳消しになる」
と言い伝えられているそうです!
その食べ物とは、『豆腐』

うそみたいな、本当の習わしが存在します。
なんということでしょう。
今日は、なんとしても豆腐を食べなければなりませんね。
昔の商人は嘘つきだった?
『うそつきとうふの日』とは本来、旧暦の12月8日に行われていた民俗行事。
昔、商人が「誓文開き(せいもんびらき)」と称して豆腐汁を食べたことに由来するそうです。
その商人は普段からうそをつきながら商いをしていたためと考えられており、
「うそ払い」「うそ忘れ」「うそつき祝い」
などともいわれているそうです。
ん? 「祝い」って、うそを祝っていいもんなんかな…。
そもそも、商人がうそつきって偏見なんじゃ…。
などと言ってはいけません。
昔からの習わしですから、軽やかにスルーしましょう☆
人類史上画期的な記念日
それにしても、鳥取県民は心が広すぎると思います。
エイプリルフール (April Fools’ Day) は、毎年4月1日に限って嘘をついても良いという風習ですが、
『うそつきとうふの日』の効力範囲は、1日どころか、1年365日分が全部帳消しです…。
心、広すぎます!
『うそつきとうふの日』は、人類史上画期的な記念日なんじゃないかと、私は思います。
オレオレ詐欺とかですね、犯罪レベルのうそは豆腐だけでは済まされませんが…。
「身長は160センチ(本当は159センチ)」
「そこにあったチョコなんて知らない(本当はお腹の中)」
なんていうちょっとしたうそを、美味しく豆腐を食べながら、
「これで帳消しね(≧◡≦)」
なんて、お互い笑って年が越せたら、心が晴れやかです。
自分を許し、他人を許せる広い心を持つことが、日々を快活に過ごす秘訣かもしれません。

ちゃんと、新聞記事にもなっていますね。
ほら、うそついてなかったでしょう?
ではまた、次回。
レトロな世界でお会いしましょう!
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