ばあばが「これ、美味しいわ~」と送ってきた芋けんぴ。
ひとくち食べると、懐かしい味に手が止まらなくなりました!
素材にこだわりぬいた、 土佐の芋けんぴをご紹介します。
こじゃんとうまい芋けんぴ
芋けんぴの「けんぴ」とは、土佐で古くから伝わる棒状の干菓子のことだそうです。
細く切ったサツマイモを油で揚げ、砂糖をからめたシンプルなお菓子。
誰もが食べたことのあるのではないでしょうか。
芋けんぴを日本一たくさん製造しているのは、昭和27年創業の、澁谷食品株式会社さんです。
そして、澁谷食品グループの中でも、ワンランク上の芋菓子を提案する専門店が『芋屋金次郎』ブランドです。
『芋屋金次郎』
芋屋金次郎さんの芋けんぴには、懐かしい素朴な味わいの中に、こだわりが詰まっています。
原材料は、芋と、油と、砂糖だけ。
芋けんぴに使用しているのは、コガネセンガンという大きな白芋。
創業当時から揚げ油にこだわり、変わらぬ製法を守っていらっしゃるそうです。
食べ出すと止まらないので、ジップがついているこちらのタイプは非常に助かります。
揚げ菓子は、カロリーがどうしても高いので、味わいながら少しずつ食べています…(;´∀`)
揚げたての芋けんぴ
芋けんぴといえば、ふと思い出したことがあります。
東京日本橋で友人と食べた、ソフトクリームです。
紫芋のソフトクリームについてきた、細長い芋けんぴ。
「わぁ、美味しいねぇ~」と言い合って、揚げたての芋けんぴを買って帰った記憶が蘇えります。
調べてみると、まさにドンピシャ。
『日本橋 芋屋金次郎』さんでした。
おやつ(捕食)にも、芋けんぴ
息子に提供される、おやつ(捕食)にも、芋けんぴは登場していました。
「ママ、これ時々おやつで出るんだ。おうちでも食べたいから、買って?」
息子がスーパーで指さしたのは、小さな個包装の4連パック芋けんぴ。
製造元にはは、澁谷食品株式会社の文字が。
芋けんぴは進化し続けていました。
ちなみに、パッケージに描かれた不思議なキャラクターは、『アンパンマン』で有名な絵本作家・やなせたかし氏によるものです。
ばあばの胃袋をつかみ、私の楽しい思い出を彩り、息子のおやつにまで登場していたとは、 澁谷食品さんには感服いたします。
澁谷食品さんの企業理念に、『はしっことはしっこを大事にする』という言葉があります。
昔からの懐かしい味わいでありながら、これまでになかった新しい手法を取り入れる。
作り手側から、それを口にする私へと、想いを伝える努力を惜しまない。
はしっこから、はしっこまで、こぼれ落とさずしっかりと。
そう思っても、実際届くかは、利益以上に努力を強いられる部分だと思います。
私も、レトロで懐かしいものをお伝えしながら、昔の知恵を現在に生かす術について模索しているつもり、ですが…簡単ではありません。
有言実行し続ける姿勢に、頭が下がる思いです。
まさに、こじゃんと(こじゃんと=とても、見事に、徹底的にという土佐方言)うまい芋けんぴの会社さんです。
次はどのような形で、方法で、新たな芋の魅力をお伝えいただけるのか?
芋好きの私としては、非常に楽しみに思っています(^―^)
ではまた。
こじゃんと懐かしい味に出会えましたら、ご報告します。
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