玄米と白米の、良いとこどり作戦

分つき米 レトロなものたち

日本の主食・お米談義【その5】

今回は、玄米の栄養を手軽にとれる「分つき米」について紹介したいと思います。

白米の方が断然美味しくて、玄米が無理な件

さて、これまで前々回の『奇病「脚気」と文豪、海軍カレー』、前回の『完全栄養食・玄米の底力』で、いかに玄米が凄いのかを書いてまいりました。

「う~ん、体にいいのは分かってるんだけど、玄米はちょっとなぁ…」

あなたは、そんな風に思っていらっしゃいませんか?

そのお気持ち、心から同感致します

ここまで、こんなにも玄米を推しておきながら恐縮ですが、私も実は、玄米より白米の方が断然美味しいと思っています。

白米と比べちゃうと、玄米ってパサついていて、硬いんですよね…。

これは認めざるを得ない事実です。

ですので、私もいろいろ試してみたんですよ。

玄米を普通に炊飯器で炊いただけでは、パッサパサ、そして硬く、家族からも全くの不評でした。

我が家の炊飯器は「玄米モード」のある機種ですが、ちょっと水加減や浸水時間を変えたぐらいでは、超えられない壁が立ちはだかりました。

玄米を美味しく食べる工夫

普通に炊いたぐらいでは、駄目なことは分かっていますよ。これしきで諦めません。

今度は、白米に玄米を混ぜて炊いてみました。

「ん~、微妙…?」

玄米の硬さが妙に際立ってしまい、いまいちな食感でした。

ここで、必殺技を繰り出します。市販されている発芽玄米です。

ふっくらして、簡単に炊けて、確かに食べやすくなりました。栄養価も高くなるそうで、大変素晴らしいです。最適解だと思います。

ただ、発芽玄米はお値段も素晴らしいんですよね…。有機栽培米で比べると、玄米(白米)と2倍以上も差があり、主婦としては躊躇してしまいます…。

まだ諦めきれないので、節約のために、発芽玄米を自前で玄米から作って炊いてみました。

発芽させるのに1~2日(冬だと2~3日)かかるうえに、玄米独特の臭いを抑えるために水をかえるなどの手間もかかります。

できないことはないけど…、味もなんだか市販品に劣るし、これを毎日続けるのは厳しいと感じました。

結論=白米最強。

悔しいですが、玄米への切り替えは諦め、白米に雑穀を混ぜて満足することと致しました。

しかし、購入した玄米は自宅に余っております。

仕方なく、残りを白米にしようと訪れたコイン精米機で、光明が差したのです。

玄米と白米の良いとこどり「分つき米」

玄米の味は好きじゃないけど、玄米の栄養は取り入れたい…!

私のように悩んでいらっしゃる方に、おすすめしたいお米があります。

それは、分つき米(ぶつきまい)です!

分つき米は、あまり馴染みのない言葉かもしれませんね。

白米至上主義である高齢の方にとっては、逆に毛嫌いされる言葉かもしれません。

玄米からぬかや胚芽を取り除くことを、精白といいます。

一方、精米の際にぬかや胚芽を残して精米するお米を、分づき米といいます

つまり、玄米と白米の中間のお米のことで、その割合は、精米時に自由に選ぶことができます。

見てもらった方が早いので、こちらをご覧ください。精米機に張ってあった分づき米の説明図です。

精米機によっては、8分づきがあったり、あまり細かく選べないなどの差があるようです。

数字が大きくなるほど白米に近くなり、栄養価が下がります。

玄米は食物繊維が豊富ではあるものの、その裏返しとして、消化はよくありません。

噛むことで健康に良い、腹持ちが良いともいえますが、白米を食べ慣れていらっしゃる方にとっては、食べ始めは少し胃が重いと感じたり、便秘になったりと、消化不良を起こす方もいらっしゃるそうです。

そこで私がお勧めしたいのが、急に玄米に切り替えるのではなく、分つき米から徐々に慣れてみるという方法です。

まずは白米に近い7~8分づき米から試してみて、慣れてきたら5分づきにしてみる。でも、3分づきでは硬すぎるから、自分は5分がちょうどいいかな、といった具合で自分好みに精米できるのが、分つき米の良いところです。

分つき米の上の「アレ」

私はこれまで白米を購入していたので、

「わざわざ玄米を買って、精米しに行くのは面倒かなぁ…」

と、思っていたんです。

そんな私ですが、毎日食べるお米で、ビタミンやミネラル、食物繊維がとれるなら、玄米ほどでなくても、「分つき米」って、結構お得かも?

そう思って一度分つき米を試してみたら、意外と美味しく、しかも手軽で、一番続けやすかったです。

息子も、全く気にすることなく食べてくれました。

(まち)「ねぇ、息子。ごはん変わったの、分かる?」

私はドキドキしながら聞いたのですが、彼は米の変化に気づいていませんでした。

(息子)「分かってるよ。アレがないよ。ごはんの上の、ア・レ!」

息子は、ごはんそのものではなく、ごはんの上のアレ、つまり「ドラえもんふりかけ」がかかっているか否かの方が、重要だったみたいです。

ごはんの上のアレ「ドラえもんふりかけ」

分つき米は、ズボラ主婦の味方

分つき米は、炊飯器で白米と同じように炊けます。

ポイントは水を少し多めに入れることぐらいで、7~8分づき米なら、ほぼ白米に近い感覚で食べられます。

私は今のところ、5分づき米に、雑穀やひじきを加えて炊くことが多いです。

自信満々に言えることではないですが、私はズボラ主婦でございます。

「時短で、手を抜いても美味しい」を基準に献立を考えています。

たまごかけご飯は最高です。冷蔵庫から卵を取り出すだけですからね! (それが献立と言えるかは謎ですが…)

たまごかけご飯(TKG)

寝坊した朝も、とりあえず納豆キムチと分つき米をかきこんでおけば、サプリメントいらず(たぶん)なら、ちょっと面倒でも毎月1度くらい精米しに行く価値アリと、ズボラ主婦・まちは判断致しました。

色々と試した中の結論として、「分つき米」、お勧めします。

 

いかがでしたでしょうか?

次回は、分つき米の精米の仕方について説明します。

ご興味わいてきた方は、ぜひご覧ください。

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