回想法で脳を刺激
「あ~、あれ。なんだけ…。あの、雪降った時にはく…。あれ、名前出てこないなぁ…。あ~、そう、かんじき!」
なぜ急にかんじきなのか、脈絡のない例えですみません。
何かを思い出そうとする行為は、年齢関係なく脳のトレーニングになります。いわゆる脳トレ。
そして、子どもの頃親しんだ、懐かしい素材や話題を取り入れ、 その思い出話に耳を傾ける手法を「回想法」と呼ぶそうす。
私は専門家ではないので、細かい説明は省かせていただきますが、回想法は認知症の進行予防や、うつ状態の改善につながる可能性があるそうです。
聞き手も語り手も楽しみながら、回想法を生活に取り入れることができたら、最強の脳トレになりそうですね!
そんなわけで今回は、ご家庭や高齢者施設などで使える、懐かしの脳トレ素材をご紹介していきます。
【介護アンテナ】無料で使える素材の宝庫
回想法を取り入れたいけれど、素材を集めたりするのが大変、という方に必見のサイトがあります。
その名は『介護アンテナ』
『介護アンテナ』は、株式会社ベネッセスタイルケアさんが運営する、介護情報の総合サイトです。
脳トレ・クイズ、音読・言葉遊びゲーム、計算問題、漢字・四字熟語クイズ、クロスワード、パズル、塗り絵カレンダー作り、なぞり絵迷路、間違い探しと、とにかくコンテンツが豊富!
例えば、塗り絵カレンダー1つとっても、秋はお月見している着物を着た少女、赤とんぼを見ながら竹とんぼを飛ばそうとしている少年など、ほっこりと懐かしさを感じさせる絵柄が採用されています。
会員登録は必要ですが、その後は素材を回数制限なくダウンロードして、無料で使えるところが嬉しいポイント。
回想法の要素を取り入れたものだけではなく、可愛い動物や季節の食べ物など、モチーフの種類も豊富です。
単に自分が楽しむための「大人の塗り絵」として、もしくは「迷路遊び」「クイズ」は、コロナで引きこもりがちな子どもが家で楽しめるコンテンツとしても使えそうですね。
初級・中級・上級、もしくは実施時間や難易度に応じて、素材を検索できる高度な機能を備える点が、さすがベネッセさん!
気に入ったものを一括ダウンロードできる機能もあり、あとはPDFをプリントアウトするだけですから、操作もラクチンです。
【レクリエ】高齢者介護の専門誌
次にご紹介するのは、隔月発行の雑誌『レクリエ』です。
高齢者介護をサポートする、レクリエーション情報誌で、ばあばの勤務する高齢者施設でも利用しているそうです。
まちのポイントとしては、公認ブログリストが推しでございます。
高齢者施設に勤務されている方が、様々なレクレーションの報告をブログで行っているので、実例として参考になるのではないでしょうか。
あえて希望を申し上げると、体操など動きが伴うレクや音楽については動画で見たい! という点でしょうか。
鉄道塗り絵
番外編です。
息子が大大大好きな蒸気機関車の塗り絵が、JR西日本ウェブサイトに掲載されています。
懐かしの新幹線 0系や、7100形蒸気機関車「義経」号などがPDF形式でダウンロードできます。
ちなみに、ペーパークラフトのページもあります。はさみで切る部分が大変細かいので、気力と器用さに自信がある方はぜひチャレンジしてみてください。
商用での使用を除き、イベントや地域行事などでも自由に使用できるとのことです。
ちなみに、子鉄の息子が塗った作品がこちらです(^▽^)
ではまた次回。
レトロな世界でお会いしましょう!
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