お餅を喉に詰まらせない! 応急手当法と白玉で窒息予防

まちのおすすめ☆昔懐かしい味

お餅、美味しいですよね。

しかし、このお正月の時期は、お餅を喉に詰まらせて亡くなってしまう高齢者が、毎年いらっしゃることも事実。

事故を防いで、楽しいお正月を過ごしてくださいね!

もし、のどにモノが詰まってしまったら…。

お餅を喉に詰まらせて亡くなってしまう方は、かむ力や飲み込む力が弱まった、80代に多いそうです。

82歳が詰まらせた餅、東京消防庁の電話指示を受けた家族が除去:朝日新聞デジタル
 東京消防庁は1日から2日午後7時までに、東京都内(稲城市と島部を除く)で30代から90歳以上の男女16人が餅をのどに詰まらせて救急搬送されたと発表した。うち15人が80歳以上で、女性4人は運ばれた後…

昨日も、事故が起きています。

上記の記事によると、ご家族がすぐに119番通報。

その電話の指示に従って対応した結果、一命をとりとめたそうです。

もし、のどにモノが詰まってしまったら…。

咳込んでいるときは咳をさせ、完全に詰まっているようなら本人の背中を叩く、ガーゼ等を巻いた手で異物を取り除く、ハイムリッヒ法を行うなどの方法があるようです。

しかしながら、慌てた状態の私では、ハイムリッヒ法の「ハ」の字も思い浮かびそうにありません。

もし異変に気付いたら、大声出して周りの人をかき集め、

兎にも角にも、119番

スマホをスピーカー状態にして、消防庁先生のご指示に従いたいと思っています。

窒息に対する応急手当動画

呼吸が完全に停止、つまり窒息してから3分~4分を過ぎると脳がダメージを負い、死亡するおそれがでてくるそうです。

命の制限時間は、たった3分!

人間の脳は、恐ろしく繊細な作りですね。

お餅以外でも、何らかの窒息事故が万が一発生した時のために、東京消防庁公式の「窒息に対する応急手当」動画をご紹介します。

窒息に対する応急手当(成人・小児:背部叩打法

背中の、どのあたりを叩くべきなのかが分かりやすい動画です。

窒息に対する応急手当(乳児:背部叩打法

小さなお子さまがいるご家庭は、こちらもチェックすると、いざという時に役立つかもしれません。

両方とも、再生時間は1分程度です。

大切な人のために、ぜひ一度ご覧いただけると幸いです。

もち米のお餅を白玉にチェンジ

のどに詰まらせないためには、お餅を小さく切った上で、水分を取りながら食べること等が推奨されています。

しかしながら、噛む力が弱まったなら、お餅食べないのが一番じゃないかなって、個人的には思ったりします。

ええ、分かりますよ。

お正月にお餅、欠かせないですよね…。

家族そろって、お雑煮、おしるこ、お鍋の餅巾着も食べたいです。

ということで、お餅の代替品として、もち米のお餅ではなく、上新粉の「白玉」にするのはいかがでしょうか。

粘りはなく、歯切れが良いので食べやすいです。

ポイントは、もち米が原料の「白玉粉」ではなくて、うるち米を使った「上新粉」で作ること。

さらに、お豆腐を加えて作ると、よりのどに詰まりにくくなります。

白玉とはいえ、のどに詰まりやすいことに変わりはありません。

水分をとりながら、よく噛んで、注意してお召し上がりください。

 

ではまた、次回。

レトロな世界でお会いしましょう!

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