小学1年生の、SL大好きな息子。
お正月に、ばあばからお年玉をもらいました。
その金額は、1万円です。
お金を、大切なもののために使う技術
当初は、お年玉を夜行寝台サンライズに使うと決めていた息子。
しかし残念ながら、コロナの影響で、旅行を断念せざるをえませんでした。
小学生にとっての大金である1万円。
これを何に使うのだろうと、私は見守ることにしました。
見守るといっても、なんらかの方向性を決めるお手伝いはしたいものです。
お金も、時間も、有限。
ならば、本当に大切なもののために使ってほしいと思ったのです。
そこで参考にしたのが、ひろゆきさんの著書『1%の努力』。
この中の、壺の話を引用することにしました。
君にとっての『ブルドーザー』は、なに?
私は、いつもお風呂遊びに使っているおもちゃたちをとってきて、息子を呼びました。

(まち)「今、ここにあひるちゃんの手桶があるよね?」
(息子)「うん」

(まち)「この中に、おもちゃを入れていくよ。まず、一番大きいブルドーザーを入れるね」

(まち)「どう? いっぱいになった?」
(息子)「ううん、まだ。小さいおもちゃは、すき間から入るよ」
(まち)「そうだね。まだ入るね」

(まち)「どうかな? これでいっぱいかな?」
(息子)「うん」
(まち)「惜しいね。このすき間から、水なら入るよ。もうこれで、いっぱいかな?」
(息子)「うん。もう入らない」
(まち)「そうだね。入らないね。でももし、小さいおもちゃとか水を、先に入れたらどうだろう。ブルドーザーは入るかな?」
(息子)「入らない」

(まち)「そうだね。入らない。これは、お金とか、時間も同じことなんだよ」
我が家のお金教育
(まち)「お菓子とか、おもちゃとか、欲しいものって、たくさんあるよね。
ばあばからもらったお年玉は1万円。大きいお金だから、たくさん買えるよ。
高いものも、安いものもあって、見ると、どんどん欲しくなるよね?」
(息子)「うん」
(まち)「でも、本当に欲しいものが高いものだったら、お菓子とかおもちゃとか、好きなだけ買ったあとに欲しいと思っても、買えないんだ。
このアヒルちゃんたちがスペースを埋めちゃうみたいに、お金を使えば、お金はどんどんなくなっちゃうから。分かる?」
(息子)「うん、分かるよ」
(まち)「だから、自分にとってのブルドーザーは何か、本当に欲しいものは何なのか、しっかり考えてから、このお年玉で買ったらいいと、ママは思うな」

(まち)「ねぇ、今、まさにブルドーザーだなって思うものはあるの?」
(息子)「ん~。…分かんない」
(まち)「それなら、これだ! って思うものが出てくるまで、お年玉はとっておいてもいいよ。
自分でしっかり考えて出した答えが、お菓子でも、ガチャガチャでも、おもちゃでも、ママは反対しない」
(息子)「うん。分かった。そうする!」
息子は、うんうんとうなずきながら聞いてくれました。
うまく伝わったでしょうか。
さてさて。
息子は、何にお年玉を使うのでしょうか?
楽しみですね(^▽^)
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