古くて新しい、子どもの遊び ~けん玉・こま~

こま レトロなものたち

「子どもは、遊びの天才だなぁ」

子どもたちを見ていると、そう感心してしまいます。

今も昔も、変わらぬ真実だと思いませんか?

けん玉で「大皿」に挑戦

「今の時代、けん玉こまで遊ぶ子どもは、もう少なくなった…」

そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

いえいえ! 

それは誤解です。まだまだ現役の人気アイテムです。

昨日の夕方、息子をお迎えに行った際、

「ママ、けん玉が上手くなったから見て!」

と、帰り際にけん玉を持って、息子が駆け寄ってきました。

何度か失敗し、「う~ん、今は調子悪いなぁ…」などとぼやきながらも、

見事、5回目で「大皿」(右横部分の大きいお皿)に球を乗せていました。

おぉ~、パチパチ、拍手~♪

いつの間にそんな技を身につけたのか、成長の早さに驚きます。

家にけん玉はなく、家族の誰も出来ないので、周りの友だちや先生に教えてもらったのでしょうね。

ありがたいことです。

調べてみますと、『けん玉検定』なるものまであるようです。

けん玉検定
けん玉検定は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の考え方で、けん玉のテクニックを段階的に習得でき、小さな子どもからご年配の方まで、誰もがトライできるよう開発した検定です。

『けん玉先生資格』もあるそうで、下記動画のような、マスタークラスの技の数々は、まるでジャグリングです。

いやぁ~、スゴ技のオンパレード!

けん玉を突き詰めていくと、こんなパフォーマンスにたどり着くなんて、けん玉、奥が深いですね!

コマを進化させる子どもたち

コマも、人気の懐かしアイテムです。

子どもをお迎えに行くと、子ども同士で、コマに紐を巻き付けて回し、ぶつけあって夢中で競っている姿をよく目にします。

子どもって、見ていると面白いですよね。

コマを仕切りのある大きな箱の中で回している中に、ビー玉をポンと指ではじいて回るコマを仕留めるゲームに変化させたり、電車のレールの上を走らせようとしたりして、独自のルールを作り上げながら、難易度を上げていくのです。

新しい発想を組み合わせて、より面白く、より自由に遊び出す姿に、感動すら覚えます。

子どもの遊び

今の子どもは「昔の遊び」をしない?

「最近の子どもは、個々人がスマホやタブレットを持って、ゲームばっかり…」

などと思われがちです。

確かに、スマホもゲームも、嫌いな子どもを見つける方が難しいでしょう。

それでも、けん玉、コマ、折り紙などの手先を使った遊びも、竹馬、大縄跳びなどの体を使った遊びも、大好きな子どもは多いです。

折り紙は鶴しか折れず、けん玉、コマもほとんどできない、ポンコツな私が偉そうに言えたものではないですが、

今の子どもは「昔の遊び」をしないものと、どうか決めつけないでくださいね。

個人の「好き」・「嫌い」は確かにありますが、遊びの面白さに気が付くと、子どもは、何度も何度も挑戦してのめり込む、好奇心のかたまりです。

もしかしたら、昔と全く同じようには遊ばないかもしれません。

自分は難なくこなせたのにな、じれったいな、と思うかもしれません。

それでも、孫、ひ孫、甥っ子、親戚の子、近所の子、何か接点を見つけたら、昔の遊びを一緒に楽しんでいただきたいと、私は願っています。

将棋、囲碁、かるたなどの、頭脳系がお得意であれば、そちらもぜひ。

なんせ、「レトロなブログ」を書いてる私自身、どれもできないのでね…。

核家族化が進んだ現在、親ができる子育てには、限界があります。

もしあなたが「昔の遊び」をご存知でしたら、あなたの『楽しいおせっかい』に期待しております

 

ではまた、次回。

レトロな世界でお会いしましょう!

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