回想法ライブラリー NHKアーカイブス
映像の力は偉大です。
昔を知る材料として、これは間違いないでしょう。
『NHKアーカイブス 回想法ライブラリー』のご紹介です。
ちなみに、まちもばあばもNHKの回し者ではなく、こちらを紹介したからと言って、お財布は1円たりとも潤うわけではありません。それでもこちらをゴリ押しするのは、
「うわ、懐かしい~!!」
のオンパレードだから、なんです。
昔の表現がそのままであることも含めて、回想法の資料としても非常に優れていると思います。
回想法ライブラリー のサイト内だけでも、膨大な量の映像コンテンツを見ることができるのですが、ネット環境が整っていない高齢者施設などに向けて、DVDの貸し出しも行っているそうです。なんと料金は無料で、送料のみの負担で年度毎の貸出、そして継続手続きをすれば、引き続き1年利用できるそうです。
ただ、高齢者向け施設が対象で、個人への貸し出しは行っていないようなので、ご注意を。
地域によっては、NHKアーカイブスのDVDを所蔵している図書館もあるようなので、個人で楽しみたい方は、近くの図書館で検索してみてはいかがでしょうか。
では、細かく見ていきましょう。
日本文化の地域差が大きいことに配慮して、地域ごとに分けて地図から自分のふるさとが簡単に選択できます。
各コンテンツは5分程度です。
気軽に見やすいところもありがたく、回想法で使えそうな具体的な声かけの例も紹介されています。
さらに、昔の生活音、例えば、洗濯板のゴリゴリという音を聞いて何の音か答えるクイズもあります。私には全く分からなかったです(苦笑)
昭和の生活を、360度体験
昔の家を360度ぐるっと体験できる『むかしのいえ360』も、工夫が凝らされていて面白いです。
私の頭ではごっちゃになってしまう、昭和初期と昭和中期の間で起こった、家庭内外の変化も分かりやすく理解できます。
この時代に生きていたことはないのに、日本人の持つDNAがなせる業なのでしょうか。その当時の音、人の暮らしぶり、家の様子などを見ていると、どこか懐かしいと思えてしまうんですよね。不思議なことに、ぐっときます。
パソコン、スマホ、VRゴーグルで見ることができるそうです。VRゴーグル未体験ですが、よりリアルなんでしょうね。
あなたが産まれた年の、出来事を知っていますか?
膨大な映像がある中で、まち個人的な推しポイントは、『自分史年表』です。
今の年齢を入力すると、産まれた年(産まれる前)から1年きざみに、各年齢で起こった主な出来事が映像で紹介されています。
ちなみに、大正14年以前の映像はありません。
私も、自分の年齢を入れたり、ばあばの年齢を入れたりしながら、
「私が産まれた年って、こんなことがあったんだ!」
「へぇ~、沖縄返還って、ばあばが10代のときなのかぁ」
などと、ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。
あなたの年齢も入力してしてみてください。15歳の時は、どんな出来事がありましたか?
ではまた、次回。
レトロな世界でお会いしましょう!
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