「ねぇ、ムーミン、こっちむいて♪」
この歌詞から始まるテレビアニメ、覚えていらっしゃいますでしょうか。
もう既に答えを言ってますよね。そう、『ムーミン』です。
北欧フィンランドが誇る、超有名キャラクター、『ムーミン』は、今から50年以上前、昭和44年(1969年)10月5日から放送されたテレビアニメです。
ムーミントロールの声を、女優の岸田今日子さんがご担当されていたことで、この初代アニメを覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。
そのムーミン谷の仲間たちがどのように生まれたのか、ご興味はありませんか?
映画『TOVE/トーベ』 ムーミン原作者の物語
ムーミンファン必見、ムーミンの原作者である、トーベ・ヤンソン氏の物語『TOVE/トーベ』が、今月から上映されます。
映画『TOVE/トーベ』
公開時期:2021年10月1日(金)から、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー
監督:ザイダ・バリルート (詳細は下記公式サイトから引用)
CGアニメ「ムーミン谷のなかまたち MOOMINVALLEY」
原作者の話ではなく、ムーミンのアニメが見たくなってしまった、というあなた。
NHKのBS4Kで放送中だった、アニメ「ムーミン谷のなかまたち MOOMINVALLEY」が2021年11月6日(土)からEテレでスタートします。
こちら、ムーミン達が立体的だと、お気づきになりましたでしょうか。
そうなんです。フル4KのCGアニメーションとして作り上げた最新作という、ハイスペックムーミンでございます。
私は、日本で作られた平面のムーミンを見慣れていたので、CGムーミンを初めて見た時は驚きました。今作の監督はイギリスの方で、フィンランドとイギリスの共同制作アニメです。最初は戸惑いましたが、すぐ独特の世界観に引き込まれましたね。
柔らかな色彩の自然が美しく、繊細で優しい音楽は、日本のアニメとはまた違った趣が味わえます。
スナフキンの声を演じているのは、俳優の高橋一生さん。落ち着きある独特の雰囲気が、作品に新たな魅力を添えています。
そして、強烈なキャラクター達の繰り広げるユニークな事件、哲学的な言葉や、複雑な人間模様の織り成すストーリー、すべて健在です。
息子も食い入るように見ています。ばあば、私、息子と、3世代で見ているアニメは、今のところドラえもんとムーミンだけです。
ばあばの上の世代となると、あまり馴染みがないようです。
「この子は、…白いかばかい?」
おばあちゃ~ん! ムーミントロールは、かばじゃなくて、『ムーミン族』っていう特別な生き物なの~! ちっちゃい女の子のリトルミィは『ミムラ族』で、緑の帽子かぶってるスナフキンとは異父きょうだいで…(このあたりで、もう、おばあちゃんは聞いてない)
…まぁ、そんな、世代を超えて世界中で愛され続けるムーミン。偉大です。
ちなみに、 ムーミントロールの恋人は「ノンノン」や「フローレン」ではなく、原作通り「スノークのおじょうさん」にかわっています。同一人物ですので、慣れ親しんだ方は呼び名にご注意を。
ムーミンキャラクター診断 あなたはだれに似ていますか?
ちょっとした小ネタを紹介します。
ムーミン公式サイトに、10個の簡単な質問に答えるだけで、あなたがどのムーミンキャラクターに似ているか診断できるコンテンツがあります。
ちなみに、私とばあばの診断結果は同じで「ニョロニョロ」でございました。『常に我が道を行き、何を考えているかわからない』そうです。
当たっていますね。あなどれません。
私の友人たちは、揃いもそろって「スナフキン」でした。『何か命令さると、ひとりになりたいと思うタイプ』だそう。
それなのに、 ニョロニョロな私にいつも付き合ってくれて、本当にありがとうございます!!!
あなたは、どのキャラクターでしたか?
ではまた、次回。
レトロ…かもしれない世界でお会いしましょう!
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