【高知・大川村】どんぐり拾いと『どんぐり銀行』

どんぐり銀行 レトロなものたち

子どもの頃どんぐりを拾ったこと、ありませんか?

拾ったどんぐりを銀行へ預けてみたら、ちょっと面白いことになるかもしれませんよ。

秋は公園でどんぐり拾い

秋も深まってまいりました。

紅葉を見に、ハイキングや登山に出掛けられた方も多いのではないでしょうか。

私は今年も、息子と公園に出かけ、どんぐりを拾いました。

東京の公園といえども、どんぐりはたくさん落ちています。

近所の子どもたちが、ビニール袋を引っ提げて集めていました。

私も息子も、クリスマスリースを作るためのどんぐりと、松ぼっくり、木の枝などを拾ってきました。

木の実

これらのどんぐりは何なのか、下記サイトを参考に判断すると、おそらく大きいのがクヌギ、小さいのがコナラと思われます。

 参照:ニッポン全国どんぐりイラスト図鑑 | ACORN

どんぐり1個=1D 大川村の『どんぐり銀行』

どんぐりをたくさん集めたはいいけれど、どうしたらいいか困っていらっしゃる方にご紹介したいのが、ある銀行の存在です。

「どんぐり」と「銀行」と聞いて、

「リスじゃあるまいし、銀行に預けてもなぁ…」

なんて、思わないでくださいね。高知県には、特別な銀行が存在するのです!

その名も『どんぐり銀行 DONGURI BANK

どんぐり銀行本店は大川村です! | 日本一人口が少ない高知県・大川村の公式情報サイト「でぃぐ!大川村」
どんぐりを預ける銀行「どんぐり銀行」ってご存じですか? ボランティア?いえいえ、ちゃんと通帳も発行されるし、払

どんぐり銀行本店は、高知県大川村にあります。

緑化運動の一環として行われている取り組みで、なんと、毎年約100万個ものどんぐりが全国から集まってくるのだとか。

銀行ですから、こちらのような銀行通帳も発行してくれます。

どんぐり銀行通帳(発行手数料:税抜き100円、大川村本店に直接郵送の場合は無料 )

綺麗に洗ったどんぐりを、どんぐり銀行出張所である、全国の『どんぐり共和国』店舗(スタジオジブリ作品のグッズを販売する店舗)へ持っていくと、どんぐり銀行の口座に、どんぐり1個が1D(ドングリ)として貯まっていきます。

お近くに出張所がない場合は、大川村の本店へ直接郵送することもできます。

そして、100D(ドングリ)貯まりますと、どんぐりではなく、どんぐりのなる木「クヌギ」の苗木が1本払い戻しされる仕組みです!

払い戻し(苗木の受取り)期間は決まっているので『どんぐり共和国』HPで確認してくださいね。

苗木を植える場所がないという方は、大川村に代理植樹をお願いすることもできます。

どんぐり銀行のこと - ジブリがいっぱい どんぐり共和国

夢が膨らむ素敵なシステム「どんぐり銀行」が始まったのは1997年。

水不足や森の荒廃を食い止めるため、24年前から行われているそうです。

全国のどんぐり銀行に預けられたどんぐりは、大川村で発芽され、大切に苗木に育てられます。

そして、毎年「払い戻し」として、どんぐり銀行口座の主の手に託されたり、大川村の植樹エリアに植えられたりして、どんぐりの木を増やしています。

楽しくどんぐりを拾って、日本の緑を増やすお手伝いができるなんて、どんぐり拾いのモチベーションがぐんと上がりますね!

どんぐりは放っておくと、虫がわきます

我が家では、どんぐりをクリスマスリースの材料にする予定です。

しかし、拾ったどんぐり、そのままにしておくと大変なことになるのをご存知ですか?

どんぐりの中には、虫さんがいらっしゃる可能性があるので、何か制作物にしたり、とっておきたい方は、一旦煮沸もしくは冷凍することをお勧めします。

だって、玄関に飾ったクリスマスリースから、白くて小さな虫さんがわいてくるなんて…、考えただけでホラーですヽ(゚Д゚)ノイヤァ━━!

我が家では、どんぐりを鍋に入れ、10分ほど煮沸して滅殺いたしました。

その後、この鍋を3回洗って、食洗器で80℃高温すすぎ洗いしましたね。

「どうしても、家族のごはん作るのと同じ鍋で、虫入りどんぐり茹でたくない!」という方。

ママ友さんたちによりますと、ジップロック等に入れて冷凍したり、熱湯に耐えられるような袋に入れて煮沸するなど、工夫されていると聞きました。

ご参考になれば幸いです。

茹でたてほかほかどんぐり

時間も忘れて夢中になってみる

大人になると、どんぐりなんて拾わなくなります。

子どもの頃は、それが何になるか考えもせず、とにかく夢中で拾いました。

大きい実や、ピカピカで綺麗などんぐりを見つけると、宝物のように思え、友だちと見せ合ったのを覚えています。

映画『となりのトトロ』のように、これを庭に埋めたら、一晩で大きな木になったりしないかなぁと想像しました。

時間も忘れて夢中になる

無駄にも思えるそんな時間は、子どもにとっても大人にとっても、余暇以上に「なくてはならないもの」なんじゃないかなと、思います。

え~。しかしながら…。

あっちもこっちもと、かがみながら夢中でどんぐりを拾っていたら、膝が、腰が…痛いです。

くぅぅ、ふがいなし!

 

ではまた、次回。

レトロな世界でお会いしましょう!

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