レトロなパッケージと、たっぷりのミルククリームがたまらない『牛乳パン』
今回は、至福の時間を運んでくれる長野のソウルフード『牛乳パン』を取り上げます。
長野版『マリトッツォ』
『牛乳パン』について、私の見解を交えて解説します。
イタリアの伝統菓子・マリトッツォ(Maritozzi con la panna)
今年ブームになったので、食べた方も多いのではないでしょうか。
今やコンビニやスーパーでも、手軽に手に入れることができます。
マリトッツォは軽い食感のパンであるブリオッシュ生地に、はみ出るほどの生クリームを挟んだデザートです。
『牛乳パン』は、このマリトッツォの日本版、いえ、長野版だと、個人的に思っています。
ローマから約9,710キロ離れた長野。
この地で、60年以上も前から『牛乳パン』が、愛されてきました。
牛乳パンはブリオッシュ生地よりも、さらにふわっふわ。
中には、生クリームではなくてミルククリーム、もしくはバタークリームが挟んであります。
懐かししいような、優しい甘さです。
生クリームを使った贅沢な『牛乳パン』もあります。そちらも美味です。
長野のパン屋さんはお店ごとにパンの形や大きさ、クリームの味が違うので、食べ比べてみたり、マイベスト『牛乳パン』を探してみるのも楽しいと思います♪
東京で『牛乳パン』を手に入れる方法
そんな、長野のソウルフード『牛乳パン』ですが、 東京の銀座でも購入できます。
東京メトロ銀座駅から徒歩1分の好立地にある、
長野県アンテナショップ『銀座NAGANO』
店内に入ってすぐ右横に、『牛乳パン』コーナーが設置されていました。
こんなにたくさんあっては、どれにしようか目移りしますね。
形も、まる、さんかく、しかくと様々です。
しかも、大人気のようで、お一人様2点までという制限つきで販売されていました(2021年12月現在)
見てください、この何とも愛らしいポップ!
長野ご当地『牛乳パン』への愛が伝わってきます。
個数制限のほかにも、ご予約・お取り置き不可であることと、あまり日持ちしないことに注意してください。
また、長野県内の様々なパン屋さんから商品を日替わりで販売されているそうなので、今回ご紹介したパンが、いつもあるとは限りません。
『信州・長野県のご当地パン「牛乳パン」12月の入荷情報』は、↓こちら↓に詳しく掲載されています☆
牛乳パンコーナーだけではなく、冷蔵品コーナーにもさらに、生クリーム入りの要冷蔵牛乳パンがございました。
要チェックです!
夏はクリームが溶けやすく、販売自体がないそうです。
買うならまさに、今です!
レトロパッケージがイチオシ! 『ベビーとママの牛乳パン 』
私が今回選んだ『牛乳パン』は、こちら。
『モンパルノ ベビーとママの牛乳パン』
まずは、このレトロなパッケージにやられました。
半ズボンの男の子が、何とも愛らしく優しい雰囲気です。
そして、大きさ。袋が約15cm×20cm。手のひらを超える大きめサイズです。
ボリューミーなこちらのパン、開けてみます。
きゃ~!!
しくじりました(泣)
ふかふかのパンなんですが、ぶさいくに潰れ、斜めにかたよりました…(´;ω;`)
マイボトルや信州りんごと共に、リュック詰め込んだのがいけなかったみたいです。
次に購入する時は、細心の注意と敬意を払って、パン単体で持ち帰るようにしたいと思います。
カットしてみるとこんな感じです。
ミルククリームが、がつんと入っております。
クリームもパンも甘すぎないので、半分は軽く食べられちゃいます。
『牛乳パン』は、焼いても美味しい!
そのまま食べるとふわふわの食感ですが、焼いてみるのもオススメです。
クリームがとけ出すので、トースターにアルミホイル等を敷いて焼いてください。
外はカリッ、中はふわっとしたパンに変身します。
そして、クリーミーなミルククリームが、トロッととけだす、まさに最強おやつ。
そのままか、焼くか 、これは甲乙つけがたいですね。
「半分はそのまま、半分は焼いて食べる」が、個人的にはベストアンサーです。
ちなみに、原材料もシンプルです。
原材料名:小麦粉、砂糖、マーガリン、鶏卵、食塩、イースト、バタークリーム
ただ、カロリーがパン1個で461カロリーと、1食分くらいありますね。
このボリュームなら納得ですが、食べすぎには注意が必要みたいです…。
製造元『モンパルノ』さん
最期に、製造元『モンパルノ』さんのご紹介です。
昭和25年に「田口屋製パン」の名で創業したモンパルノさん。
以来70年以上、地元に寄り添いながら焼きたてのパンを届けてきた、老舗のパン屋さんです。
ではまた。
懐かしい味に出会えましたら、ご報告します。
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