子どもって、名言の天才だと思うんです。
ただ、その時発した言葉は、すぐに記憶から忘れ去られてしまうので、息子の名言を備忘録としてここに綴りたいと思います。
レトロではなく恐縮ですが、一緒に楽しんでもらえたら幸いです。
僕、もっと昔に産まれたら良かった
蒸気機関車をこよなく愛する息子が、真剣な表情で言うわけです。
(息子)「僕、もっと昔に産まれたら良かった…」
(まち)「なんで?」
(息子)「そしたら、蒸気機関車がもっと日本中を走ってて、いっぱい乗れたのに…」
愛が…、蒸気機関車への愛が深い…!
でもごめん。その頃、私も産まれてないから…!!
ファイルが太ってきちゃった
息子は、絵を毎日毎日描いています。当然、その作品の量も増えるわけで…
(息子)「ねぇ、ママ。ファイルが太ってきちゃったから、新しいの欲しいんだ」
な、なんと可愛い表現!
そう。お絵描きいっぱいするから、ファイルも太っちゃったよね。
君のおなかと同じだね☆
あかりちゃんがダメなら、ママと結婚する
大好きなお友だちの、あかりちゃんとけんかした息子。
どうも、お互い結婚しようねと言い合っていたそうなのですが、息子がちょっと意地悪したことで、
「もう結婚しない!」と、あかりちゃんの機嫌を損ねてしまったようです。
えぐえぐ泣く息子を、
(まち)「悪いことしたって思うなら、明日、ちゃんと謝りなよ?」
と、なだめていると、
(息子)「うん。でも、あかりちゃんがダメなら、ママと結婚する」
とのこと。
おぉぉ~、なんと、保育園児にして大胆な二股宣言~!!
(まち)「ありがとう。でもね、ママとは結婚できないんだ。ごめんね…」
泣くな、息子。
例えあかりちゃんと結婚できなくとも、あと5年もしたら、私と結婚するなんて、考えも及ばないぜ。
そして、次の日。
(息子)「あかりちゃん、また結婚してくれるって~♪」
と、嬉しそうに報告してくれました。よかったねぇ~。
夢で一回見てるんだよ。半分ね。それを、描いてるの
息子は、自作の絵本をかくのも大好きです。
SLや電車、様々なアニメのキャラクターを登場させ、新たなストーリーに仕上げます。
(まち)「絵本作るの、本当に好きなんだねぇ」
私が感心して言うと、
(息子)「夢で一回見てるんだよ。半分ね。それを、描いてるの」
との答えが返ってきました。おもしろいですよね。
独創的な絵本の源は、夢の中にあるようです。
ママ、本当に学校行ったの?
ひらがなの書き方について、半濁点(半濁音符)の書き方が違っていると指摘したところ、
(息子)「ぱぴぷ、とかの「〇」は、上からじゃなくて、下から書くんだよ。ママ、本当に学校行ったの?」
と、教えられました。私は30年、 半濁点をずっと上から書き始めていました…!
確かにね。私はちゃんと学校に行ってたの、…かねぇ? ホント、疑わしいね。
ふたっぽん
日本語の数の数え方は、1日(ついたち)、1羽(いちわ)など、独特でややこしいですよね。
(まち)「えんぴつは、ぽんとか、ぼんとか、ほんで数えるんだよ。1だと1本(いっぽん)。2だと、なにになると思う?」
(息子)「ふたっぽん!」
そうだね!!
もう、日本全国「2本=ふたっぽん」でいこうよ!! うん、それがいいと思う。
SL北びわぼごう
西日本旅客鉄道(JR西日本)がその昔、北陸本線の米原駅~木ノ本駅間で運行していた蒸気機関車の名前は、
「SL北びわこ号」
と、いいます。
息子はなかなかこれが言えず、ずっと
「SLきたびわぼごう」
と呼んでいました。くぅぅ、可愛い!
何度訂正しても、 SL北びわぼごう とか SL北びわごぼうとしか言えなかったのに、最近ではもう、間違わなくなりました。
…成長って、少し寂しいです。
それではまた。
素敵な名言が出ましたら、綴りたいと思います。
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