まちとばあば 自己紹介

レトロなブログ まちとばあば

自己紹介

初めまして!

まちとばあばの レトロなブログ」の作者、まちです。

鉄道大好きてっちゃんの息子と、全国の蒸気機関車をめぐる(正確には、その行った先で美味しいものを食べる)のが趣味の、30代主婦です。

そして、もう一人の登場人物「ばあば」とは、私の実母です。

曾祖父母・祖母の家族介護を経験し、さらに現在も介護職で働く、60代のたくましい女性です。

まちとばあば

レトロなブログ を始めるきっかけ

このブログは、レトロなもの、ばあばが見聞きした昔の話などをもとに、気の向くまま昔懐かしいものをご紹介したいと思っています。

「昔は、かまどで煮炊きしてね、着る物も川で洗っていたんだよ。冬は冷たかったねぇ…」

かまど

私が曾祖母から、そんな話を聞いたのは、30年ほど前のことです。

子どもだった私の返答は、

「ふぅん。それよりおばば、おなかすいた~」

それぐらいの薄い反応だったろうと思います。残念すぎる私です…。

今改めて考えると、洗濯機が当たり前すぎて、川で洗濯するなんて実際にはどうしていたのか、想像つかない世界です。

当時を懐かしめるものは家の中からなくなりました。便利さと生産性が追求された生活は、仕事に、家事に、子育てに忙しい私には、なくてはならないものとなっています。

一方、高齢の親戚が他界したり、認知症で自分を忘れられてしまう体験が、最近になって重なりました。

忙しさにかまけて、じっくりと昔話に耳を傾けたり、その時代について考えたりする心の余裕が、自分の中から削られているような焦りを感じたんです。

川で洗濯していた曾祖母は私が小学生の時に、太平洋戦争で片足に銃弾を受けた祖父は、私が大学生の時に、それぞれ亡くなりました。話を聞くことは、もうできません。

今を生きる私たちは、戦中・戦後、その時代を生きていた人に直接話を聞ける、最後のチャンスを手にしています。

それは、とてつもなく貴重な時間なのではないかと思ったのが、このブログを始めるきっかけです。

そんな個人的な話は置いておいて、レトロな世界を、まち・ばあばと楽しんでいただけたら、とっても嬉しいです。

まちとばあばの、レトロな世界へようこそ!

蒸気機関車 D51 96(群馬県 碓氷峠鉄道文化むら)

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