皮を手で剥くだけで、気軽にビタミンを摂取できるみかん。
美味しいですよね!
食べ終わった後のみかんの皮は、ゴミ箱行きですか?
待ってください、もったいないですよ。
寒い冬を乗り切るための、入浴剤にしませんか?
我が家のみかん事情 2L箱で苦情の件
みかんお好きですか?
私は大大大好きです!
昨日も箱入りで買ってきました。
しかしながら、サイズを見誤り、2Lをセレクト。
小さい口の息子から「食べにくい」と苦情を呈されました。
息子。SとかSSサイズのみかんって、小さすぎて剥くのが大変なんだよ…?
みかんの選び方・食べ方
みかんを選ぶときは、へたに注目すると良いそうです。
へたが小さくて、実の中心にあるもの。
そして、色にむらがなく、皮の下にすき間がないものが美味しいのだとか。
みかんの白いすじには、ビタミンの吸収を助けてくれる成分・ビタミンPが多く含まれているそうです。
捨てるのはもったいないので、丸ごと食べて栄養をもれなく摂取しましょう♪
(参考文献:東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 (監修)『その調理、9割の栄養捨ててます! 』)
みかんの皮活用法-入浴剤の作り方-
みかんの皮を利用した、みかん風呂の入浴剤の作り方をご紹介します。
生のみかんを使用する方もいらっしゃいますね。
今回は生ではなく、乾燥させる方法について説明していきます。
まずはみかんの皮を、綺麗に洗います。農薬やワックスを洗い落としてください。
その後、ザルや新聞紙の上などで数日~1週間ほど、しっかり乾燥させます。
小さくちぎって乾燥させる方もいらっしゃいますが、私はヒトデ状のまま乾燥させる派です。
乾燥させると、ぐっと握るだけで簡単にボロボロになってくれるのと、細かいクズが落ちて面倒だからという、ズボラな理由からです。
この、乾燥させたみかんの皮を、だしパックの袋などに入れれば、ナチュラル入浴剤の完成です!
私は、息子がいじって中身が出ないよう、袋を二重にしています。
だしパックの袋の他に、布やガーゼでもOKです。
みかんの皮風呂の効果
みかんの皮風呂の効果について見ていきましょう。
みかんの皮に含まれる、爽やかな香り成分「リモネン」の働きにより、リラックス効果が期待できます。
柑橘系のアロマを入れているのと同様ですね♪
他にも、血行を促進し身体を温めたり、 保湿・保温の美容効果が期待できるそうです。
さらに、これだけではありません。
優れたお掃除用品としての効果もあるんです。
みかんの皮で鏡やステンレスを磨くと、ピカピカになるというマルチな働きまで見せてくれます。
みかんの皮、もううかつにゴミ箱へ捨てられませんね。
みかん風呂で、お肌がピリピリする場合の対策
いいこと尽くめに思えるみかん風呂ですが、ひとつ注意点があります。
敏感肌の方、アレルギーのある方、肌が薄い赤ちゃんなどは、とくにご注意を。
みかん風呂に入ると、お肌がピリピリ、ヒリヒリとした刺激を感じたり、赤くなることがあります。
リモネンには、お肌の余分な汚れをとってくれる効果がありますが、必要以上の油分まで取り除いてしまう場合もあるからです。
また、リモネンが酸化してできた「ヒドロペロキシド」という成分には刺激性があるので、高い温度での入浴や、長風呂には注意が必要です。
私は敏感肌なので、息子が
「ミカンジュースだよ~♪」
などと遊んで、みかんの皮をお風呂の中で絞ったりゴシゴシもまれると、とたんに肌が痛くなります。
もし、少しでもお肌に違和感を感じた場合には、みかん風呂は中止し、ぬるめのシャワーで体をよく洗い流してください。
敏感肌でない方も、お風呂から上がる時には、シャワーで体を洗い流してから出ることをお勧めします。
刺激対策としては、
- 入れるみかんの皮を少なめにする
- おふろの湯の温度を低めに設定する
- お湯を沸かす前からでなく後から入れる
- 洗面器などに入れてみかんの皮は湯船に入れず、香りだけ楽しむ
などの工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、「ミカンジュースだよ~♪」などと遊んで、みかんの皮を絞らないこと。これが重要です。
ご参考になれば幸いです。
ではまた。
次回は、同じくみかんの皮を使った生薬の作り方についてご紹介します。
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